キバナツノゴマの実。
作品に使いたくて、種を何年も探していました。
昨年末メルカリでたまたま発見し、最後の1セットを即購入。
今年、その栽培にチャレンジしました!
硬い!!!!!
とにかく外側の殻が硬い!
用務員さんに割ってもらいまいましたが、ケガしてましたよ。
周りの黒い皮を剥がして撒くと発芽しやすい…と書いてあるサイトがありましたが、カサカサに乾いてぴったりくっついてる。
どうやっても剥くのは無理で、そのまま撒きました。
それから1カ月後。
種まきしたプランターの土はカチカチになり、生えてくるのは雑草ばかり。
ダメだったっぽい。
諦めて、プランターの中身を花壇のへひっくり返し、捨てました。
それから2か月後。
他の花々の間に、見たことのない植物。明らかに雑草ではない姿だったので、そのまま放置。
2週間ほど様子を見ていましたが、だんだん成長してくるにしたがって、「どこかで見たことあるなー」と思い始め…ある日「まさか、ツノゴマでは?!」
画像検索、ビンゴ!!
種を捨てたことなんてすっかり忘れていたので、思わぬサプライズに狂喜乱舞!
と、ここまでは2回に分けてブログに書いた気がします。
その後…
実が若いうちに収穫すれば、ピクルスにできるらしいのですが…
あんまり食べたいとは思わないかな。
しかも、彼らは食虫植物。
葉や茎がネバネバしていて、小さな虫がつくと逃げられない仕組みになっています。
実際、葉が一番元気な時期は、小さな虫がびっしりとくっついていました。
このあたりから、一体どういう風にあの黒い実になるのか、いつ先端が割れるのか、楽しみで楽しみで仕方ありませんでした。
ええええー?!
でした。
まさか表皮があるなんて…。
この緑が、黒く硬くなるものだとばかり思っていました。
ツノゴマは、別名「悪魔の爪」が一番有名なのですが、「ライオンゴロシ」なんていう恐ろしい別名もあります。
ライオンが食べるかどうかはわからないのですが、ヤギなどの草食動物はこれを食べ、キバナツノゴマの角に内臓を割かれて死んでしまう、というという話が書いてありました。
「こんな黒くて硬いもの、ヤギが食べるか?」と読んだときは思っていたのですが、緑の表皮に包まれている状態だったら、食べるかもしれない…
虫は捕まえるわ、ヤギの内臓は裂くわ、こんな恐ろしい植物、他にいる?
意思を持っているようにすら思えてくる。
表皮が徐々に枯れ、ペロンと剥け落ちます。
今日までで7つ、収穫できました。
が、下の2つは未成熟です。
奥は虫食いで穴が開き、手前は成熟する前に木が枯れてしまい、成熟しませんでした。
未成熟の実は毛が柔らかく、成熟したものみたいにチクチクしません。
白いところも残っていて、地肌みたいに見えてかなり気持ち悪い。
不気味なのでこのままにせず、この2つは脱色してみます。
まだ6つ、庭にいます。
けど、こちらも木がだいぶ枯れてきているので、成熟せずに終わるかもしれません。
諦めていたツノゴマ栽培。
その成長過程を見ることができて、勉強になったし、何より楽しかった。
来年も育てます!
いつかレッスンで使えるように。
まずは、発芽率を上げなければ。
キバナツノゴマの栽培方法を調べていましたら、こちらにたどり着きました。
今年も種まきされたら、記事楽しみにしております。
ありがとうございます!
キバナツノゴマの栽培方法、私も調べましたが情報はほぼ皆無…。
昨年はまさに手探りでした。
今年は発芽率を上げられるよう、工夫してみたいと思います。
キバナツノゴマの種蒔きは収穫したら割って
そのまま種を畑にばら蒔き寒さに当てます。
寒さに当てることがこつですね。
諦めて捨ててしまったことが正解です。
わぁ!貴重な情報、ありがとうございます!
寒さに当てることがコツだったなんて…自分では想像すらできないことでした。
(今年は一晩浸水させてから蒔いてみよう!なんて思っていました)
もうかなり暖かくなってきてしまいましたが、急いで蒔きます。