本格始動、庭仕事

ソフォラリトルベイビー

先日、枝葉を落とされて悲しい姿になったミモザの写真を載せましたが、例年、これを皮切りに庭仕事が本格始動します。

種まき、いろいろ。

今年は暖かくなるのが早かったので、ちょっと遅かったかも。
どなたかのインスタに「こぶしの花が咲く頃が農業のはじめ、種まきすると良い」って書いてありました。
…やっぱり遅かった。

こちらは、昨年の秋に埋めておいたミズナラ。
発芽しました!
ふわふわの毛でおおわれていて、色も素敵。なんてかわいいの~♡
10個くらい埋めて、今のところ3個発芽しています。

ちなみにレッドオークは、6個全部出た!
そんなに植えるところ、無いよ。

こちらも、昨年の秋に蒔いておいた、バニーテイル。
間引くのを忘れていて、ぎゅうぎゅう。穂が小さくなってしまいました。
ドライにして使いたかったのですが、今年は無理かな。

ソフォラリトルベイビーの花です。蕾に見えますが、これが満開です。
今年は、いっぱい咲きました。
こちらも、植え替えなければならないのですが…

足元にセダムがいっぱい!

すごい良い状態。
これを剥がして植え替えなければならないなんて…もったいない。
でもやらなければ、ソフォラリトルベイビーが弱ってしまう。
ジレンマ。

セダムと言えば、メルカリで切苗を買いました。
「虹の玉」が欲しかったのです。
こちらも順調に育っています。

ちょっと多肉が増えてきました。
やや世話をしきれなくなってます。
これ以上、増やさないようにしなければいけないと思いつつ、でもまだ欲しい種類が…。

ツノゴマの栽培記録

キバナツノゴマ

キバナツノゴマの実。
作品に使いたくて、種を何年も探していました。

キバナツノゴマ
この気持ち悪さに惹かれてしまい…

昨年末メルカリでたまたま発見し、最後の1セットを即購入。
今年、その栽培にチャレンジしました!

キバナツノゴマ
まずは中から種を取り出すのですが、

硬い!!!!!
とにかく外側の殻が硬い!
用務員さんに割ってもらいまいましたが、ケガしてましたよ。

種はこんな感じ。

周りの黒い皮を剥がして撒くと発芽しやすい…と書いてあるサイトがありましたが、カサカサに乾いてぴったりくっついてる。
どうやっても剥くのは無理で、そのまま撒きました。

それから1カ月後。
種まきしたプランターの土はカチカチになり、生えてくるのは雑草ばかり。

ダメだったっぽい。

諦めて、プランターの中身を花壇のへひっくり返し、捨てました。

それから2か月後。
他の花々の間に、見たことのない植物。明らかに雑草ではない姿だったので、そのまま放置。
2週間ほど様子を見ていましたが、だんだん成長してくるにしたがって、「どこかで見たことあるなー」と思い始め…ある日「まさか、ツノゴマでは?!」

画像検索、ビンゴ!!
種を捨てたことなんてすっかり忘れていたので、思わぬサプライズに狂喜乱舞!

キバナツノゴマ
奇跡の1本でしたが順調に成長。
キバナツノゴマ
9月1日 結実

と、ここまでは2回に分けてブログに書いた気がします。

その後…

キバナツノゴマ
9月17日 あの形になってきました

実が若いうちに収穫すれば、ピクルスにできるらしいのですが…
あんまり食べたいとは思わないかな。

しかも、彼らは食虫植物。
葉や茎がネバネバしていて、小さな虫がつくと逃げられない仕組みになっています。
実際、葉が一番元気な時期は、小さな虫がびっしりとくっついていました。

キバナツノゴマ
10月7日 しっかりとした実になりました

このあたりから、一体どういう風にあの黒い実になるのか、いつ先端が割れるのか、楽しみで楽しみで仕方ありませんでした。

キバナツノゴマ
10月30日 つ、ついに悪魔が出現!

ええええー?!
でした。
まさか表皮があるなんて…。
この緑が、黒く硬くなるものだとばかり思っていました。

ツノゴマは、別名「悪魔の爪」が一番有名なのですが、「ライオンゴロシ」なんていう恐ろしい別名もあります。
ライオンが食べるかどうかはわからないのですが、ヤギなどの草食動物はこれを食べ、キバナツノゴマの角に内臓を割かれて死んでしまう、というという話が書いてありました。
「こんな黒くて硬いもの、ヤギが食べるか?」と読んだときは思っていたのですが、緑の表皮に包まれている状態だったら、食べるかもしれない…

虫は捕まえるわ、ヤギの内臓は裂くわ、こんな恐ろしい植物、他にいる?
意思を持っているようにすら思えてくる。

キバナツノゴマ
11月3日 脱皮

表皮が徐々に枯れ、ペロンと剥け落ちます。

11月30日現在の収穫物

今日までで7つ、収穫できました。
が、下の2つは未成熟です。

キバナツノゴマ

奥は虫食いで穴が開き、手前は成熟する前に木が枯れてしまい、成熟しませんでした。
未成熟の実は毛が柔らかく、成熟したものみたいにチクチクしません。
白いところも残っていて、地肌みたいに見えてかなり気持ち悪い。

不気味なのでこのままにせず、この2つは脱色してみます。

キバナツノゴマ
花壇に残るツノゴマ

まだ6つ、庭にいます。
けど、こちらも木がだいぶ枯れてきているので、成熟せずに終わるかもしれません。


諦めていたツノゴマ栽培。
その成長過程を見ることができて、勉強になったし、何より楽しかった。

来年も育てます!
いつかレッスンで使えるように。

まずは、発芽率を上げなければ。

キバナツノゴマ、その後

キバナツノゴマ、悪魔の爪

覚えていらっしゃいますでしょうか?
昨年アメブロへアップした、この木の実を。

キバナツノゴマ、悪魔の爪

悪魔の爪の異名を持つ、「キバナツノゴマ」です。

一度見たら忘れられない、このビジュアル。
動き出して、噛みついてきそうな不気味さ。
そこに心惹かれ、欲しくて欲しくて年々も探していたのですが、奇跡的に種を入手したのが昨年末。
今年のゴールデンウィーク、種まきをしました。

しかし、なかなか芽が出ない。全然出ない。1本も出ない。
同時にまいた他の植物は次々と発芽し、花壇へ引っ越ししたものの、悪魔だけは1ヶ月たっても何も出てこない。

ガックリ…ダメだった。

コンニャローと、種まきしてあったプランターを花壇へひっくり返す。
こうして、ツノゴマ育てはあっけなく終了となりました。

おしまい。

…だと思っていたのですが。

先月末、「花壇に見たことない黄色の花が咲いているんだけど、なんだろうなぁ」と相方。

んー?どこかで見た花。
あれ?ここって、ツノゴマの土を捨てたとこ…‥

猛ダッシュでスマホに向かうワタクシ。
猛ダッシュでググるワタクシ。

ツノゴマ、悪魔の爪

あ゛ーーーーーー!やっぱり!!!!
キバナツノゴマ~~~♡♡

ひとつ結実していました。

花や実にある黒い点々は、小さな虫の死骸です。
キバナツノゴマ、あの恐ろしい角で実を食べた動物の内臓を裂くだけでなく、葉や花がネバネバしている、粘着式の食虫植物だったのです。

どれだけ攻撃的なの…

今日見たら、実は写真の1.5倍くらいに膨らんでいました。
この緑の赤ちゃんが、どうやって悪魔になっていくのか?…楽しみです。

最近のマイガーデン

綿花

毎日毎日、本当に暑いですね。
どなたとお会いしても、挨拶の後は必ず「暑いですね~」。
夫も帰ってくるなり、「あちーーーー!」

会っても暑いと言わないのは、もはや、いとさんくらいなものです。
彼女は30℃くらいが快適。朝からへばってる人間を横目に、快適そうな顔をして羽繕いしています。

この地獄のような暑さの中、本来だったらオリンピックが開かれていたんですよね…考えただけで恐ろしい。まさに命がけです。

一昨日15:00頃のキッチンの温度計…ここでの料理も命がけです。

こんな気温なので、先日行った庭の手入れは早朝5時スタート。
涼しいうちに…と言いたいところですが、その時間に始めても汗だくです。

初挑戦した綿花、開花しました!

う、美しい!!!!

綿が欲しくて育て始めたので、花は全くノーマークだったのですが、記録で一応撮影しておくか…とファインダー覗いて気付きました。

うっすらと透明な花弁と雄しべ。
繊細な美しさにドキドキしてしまいました。

赤い綿花のつぼみ。
なぜかこちらは咲いてる一度も状態に出会えず。

花弁が見え始める前のつぼみ。
赤色はなぜかアリさんに大人気です。

そしてこちらは、我が家と隣のビルの間に植えたワイヤープランツ。
なのですが…

ビルの壁の隙間を這って、上に伸びてる!

古い壁とマッチして、風情もあり気に入っていたのですが、建物に悪さしそうなので撤去しました。
かなり奥まで入り込んでいました…危ない(;・∀・)

隣のビルの足元に配管されたパイプが汚かったので、それを隠すために植えたのですが、まさかこんなに広がるとは…。
しかも、上に伸びる植物だとは知りませんでした。
※通路に植えてあるのはディコンドラです。こちらは雑草除け。

別の場所に植えたワイヤープランツも、他の植物を駆逐する勢いで育っているので、このヒトは定期的に抜かないと大変なことになりそうです。

苗を買って、鉢で大切に育てていたあの数年は…一体何だったんだ(笑)

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