覚えていらっしゃいますでしょうか?
昨年アメブロへアップした、この木の実を。
悪魔の爪の異名を持つ、「キバナツノゴマ」です。
一度見たら忘れられない、このビジュアル。
動き出して、噛みついてきそうな不気味さ。
そこに心惹かれ、欲しくて欲しくて年々も探していたのですが、奇跡的に種を入手したのが昨年末。
今年のゴールデンウィーク、種まきをしました。
しかし、なかなか芽が出ない。全然出ない。1本も出ない。
同時にまいた他の植物は次々と発芽し、花壇へ引っ越ししたものの、悪魔だけは1ヶ月たっても何も出てこない。
ガックリ…ダメだった。
コンニャローと、種まきしてあったプランターを花壇へひっくり返す。
こうして、ツノゴマ育てはあっけなく終了となりました。
おしまい。
…だと思っていたのですが。
先月末、「花壇に見たことない黄色の花が咲いているんだけど、なんだろうなぁ」と相方。
んー?どこかで見た花。
あれ?ここって、ツノゴマの土を捨てたとこ…‥
猛ダッシュでスマホに向かうワタクシ。
猛ダッシュでググるワタクシ。
あ゛ーーーーーー!やっぱり!!!!
キバナツノゴマ~~~♡♡
ひとつ結実していました。
花や実にある黒い点々は、小さな虫の死骸です。
キバナツノゴマ、あの恐ろしい角で実を食べた動物の内臓を裂くだけでなく、葉や花がネバネバしている、粘着式の食虫植物だったのです。
どれだけ攻撃的なの…
今日見たら、実は写真の1.5倍くらいに膨らんでいました。
この緑の赤ちゃんが、どうやって悪魔になっていくのか?…楽しみです。