島根の旅<第二日目>出雲大社、万九千神社 神等去出祭

島根の旅、2日目です。

1日目はこちら↓↓↓

2日目の午前中は、出雲大社へ。3年前に続き、2回目の参拝です。

ですが、向かう途中、ナンキンハゼ並木を発見!

うわーーー!いっぱいついてる!!

車を止め、落ちている実を探しましたが、どこまで続くの?というくらい長いナンキンハゼ並木。
まともに拾っていたら、お昼になってしまいそうだったので、数本拾って諦めました。

ここに限らず、出雲市駅周辺はナンキンハゼだらけでした。
羨ましい…。

少々道草を食いましたが、まずは国譲り神話の舞台、稲佐の浜へ向かいました。
毎年旧暦の10月10日に諸国の神々をお迎えする『神迎神事(かみむかえしんじ)』が行われる場所です。

ここで、出雲大社で交換する砂をいただこうと思ったら、まさかの工事中!
(砂については、後述)

稲佐の浜
まだ神在月なのに!!怒
(出典 : しまね観光ナビ)

「飛砂を軽減する松林などの植栽、弁天島の前に階段式護岸と東屋、ベンチなどを新設するための工事」らしい。

稲佐の浜
この景色、、、悲しくなります。

飛砂防止の植栽はわかるけど、東屋やベンチが必要か?
ここから神様が出雲へ上陸するのに、なんでそんな余計なもの作るの…。

ちなみに、こちらが3年前に訪れたときの稲佐の浜。

弁天島の前まで行くことのできない悲しさ。

砂は、なるべく弁天島に近い、工事柵ギリギリのところでいただきました。
みな同じ考えだったようで、柵に近づいたら、手で掘った穴がたくさんありました。笑

そして、出雲大社へ向かいます。

す、空いてる~!
出雲大社
空いてる~! !
出雲大社
空いてる~っ! !!

神有月の最終日とは言え、あまりのガラガラさにびっくり。
前回は8時くらいに到着したのですが、駐車場の大半埋まっていたし、拝殿は参拝待ちだったのに、
今回それより30分ほど遅かったのに、車は数台、拝殿は参拝者が誰もいない時間帯も。

出雲大社
静かで清々しい、朝の出雲大社を満喫しました。

さて、先に稲佐の浜でいただいた砂ですが、こちらの『素鵞社』で交換します。

拝殿、本殿(八足門)を参拝した後、素鵞社を参拝します。
素鵞社の床下に木箱に入った砂が置いてあるので、その砂と稲佐の浜でいただいた砂を交換し、持ち帰ります。
※稲佐の浜で採取した砂よりも、少ない量をいただくのがルール。
交換した砂は「お清めの砂」になります。

持ち帰った砂は、自宅周りの四隅に撒くと家を守り、田畑に撒くと豊作になるとのこと。
(集合住宅の場合は、家の四隅に置くといいそうです)
また、小さな袋に入れて身につけ、お守りにするといいそうです。

おみくじびっしり。近くに専用の結ぶ場所があるのに、松の幹が人気。

あまりにも空いていたので、じっくり2周。
10時半を過ぎたころ、人出がやや多くなってきたので出雲大社を後にしました。

出雲大社でのお楽しみは、参拝以外にも。
こちらで拾えるアラカシは、日本一と言ってもいいくらいの美人さんなのです!

かーわーいい~~!

ピンオークのような、真ん丸なアラカシ。縞模様もきれい。
可愛すぎて、ため息が出ます。

参道脇で拾い…
駐車場近くでも拾います。

…怪しいオバサンでしょうね。

木の実
今回の旅行での収穫物。

他にも、センダン、メタセコイア、松ぼっくりなどを拾いました。

駐車場近くにある、大きな大きなセンダンの木。
幹には、草や苔がいっぱい。

こんな状態のセンダン、初めて見ました。
一体何歳なのだろう?
草が生えるほどの大きな古木、少なくとも弥生時代には存在していた出雲大社の歴史を思うと、何だか胸が熱くなるのでした。

◆出雲大社
https://izumooyashiro.or.jp/
出雲大社って、「いずもたいしゃ」じゃないんですよね。
「いずもおおやしろ」が正式な名称。

木の実拾いに思いの外時間がかかり、お昼近くになってしまいました。
開店と同時に入店しようと思っていたお蕎麦屋さんへ、急いで向かいます。

平和そば 本店

出雲そばのお店です。

家族Aは、割子そばの4段をオーダー。(標準は3段?)

撮影のために1段下げてしまいましたが、4段重ねて運ばれてきます。

割子は、「割篭(わりかご)」が語源だと言われ、江戸時代にそばを野外で食べるために使い捨ての弁当箱として用いられた形式が、もととなっているようです。

出雲そばは、そば殻ごと挽いた粉で打つので色が濃い。

食べ方にも特徴が。

確かに、お弁当っぽい。

味は…どうでしょうね~。
特別、美味しいとも美味しくないとも感じなかった…と言うのが、正直な感想です。
蕎麦は、実家で親父殿に打ってもらうのが一番、と言うことかな。笑

そして、こちらのお蕎麦屋さん、カツ丼の評価がメチャクチャ高い。
「蕎麦の味はよくわからないけど、カツ丼は今まで食べた中で一番おいしかった」とか、結構インパクトあるコメントが。
カツ丼大好きな私としては無視できず、出雲まで行ってかつ丼をオーダー!

見た目は普通!

味は、ソフトな感じ。
食べた瞬間のインパクトはないけど、40代の胃でも、最後まで気持ち悪くならずに食べられるカツ丼。笑
お肉がすっごく柔らかかったです。

おしながき

『かつ丼セット 1,300円』をオーダーするつもりだったけど、朝ごはんを食べ過ぎてそこまでお腹が空かず…断念。

でも、ぜんざいは食べる。

出雲は、ぜんざいも有名です。
普通はお餅ですが、こちらはそばがきでした。

ハート入ってる、さすが出雲♡

この小豆汁、すごくおいしかった~。後引く美味しさ。

と言うわけで、こちらのお店のNo.1は、そばがきぜんざいの小豆でした。

◆平和そば本店
https://www.heiwasoba.com/
客層は、観光客半数、地元のサラリーマン半数と言った印象。
混んでいたので、外で20分くらい待ちましたよー。

そして夕方からは、『神等去出(からさで)祭』を見に万九千神社へ行きました。
今回の旅のメインです。

当日の朝刊(山陰中央新報)

地元では、神等去出祭でなく「万九千さん」と言うそうです。
神事が行われる神社にさんづけして、それが行事名になるって、面白い。

残念ながら、天気予報通り夕方からポツポツと雨。
湯立神楽が奉納される場所は、テントが設けられていました。

神等去出祭
神等去出祭
神等去出祭
だんだんと暗くなってきた神社
神等去出祭
なんて幻想的なの~

こんな万九千神社を見ることができただけでも幸せ♡

神等去出祭
17時になり、湯立神楽が始まります。
神等去出祭
火が入った後、釜の湯を清めます。

お囃子が始まり、いよいよ神楽が奉納されます。

神等去出祭
神等去出祭
神等去出祭
陰陽師のポーズ!!!

お囃子の真横で見ていたこともあり、迫力ありました。
テントが無ければ、もっと幻想的だっただろうなぁ。

湯立神楽の後は、 神等去出の神事です。

神等去出祭
神等去出祭

神饌が次々と運び込まれ、祝詞が奏上された後、神主さんの「お~」と言う警蹕(ケイヒツ)の声と共に、扉が閉じられます。

最後に、3本の梅の枝で扉を叩き、神様に旅立ちのときを知らせます。

神等去出祭

出雲にいらした神様たちは、この夜、万九千神社で『直会(なおらい)』と呼ばれる宴会を行い、翌朝諸国へお帰りになられます。

直会の夜は、境内に入ることも禁じられています。
「神等去出祭の後も神社にいると、結構厳しめに注意される」と、どこかのブログに書いてありました。

この夜は外出を控え、家で静かに過ごし、神様がお立ちになるのを待ちます。

出雲では直会の日に限らず、神様がいる間を「お忌みさん」と呼び、歌や宴会、大声を出す行為などを控えます。
神様たちの話し合いの邪魔にならないよう、にぎやかなことを慎むのだそうです。

◆万九千神社
http://www.mankusenjinja.jp/

神等去出祭の日は大風が吹き、雨や雪、みぞれもまじる荒天になることが多く、「お忌み荒れ」とか「万九千さん荒れ」と呼ばれるらしいのですが、この日も雨が強まり、ビューっと大きな風が吹きました。

万九千神社を後にし、夕飯を食べに。
予定していたお店は、なんと宴会で貸し切り。直会の日は大人しくするんじゃないのか?!と思いつつ、別のお店へ。

家族Aは、島根のお酒「天穏」

私は万九千神社の御神酒が梅酒なのにちなみ、梅酒をソーダ割りでオーダー。

宍道湖のしじみの酒蒸し
大山鶏

ここも混んでいたました。

「今日はかなり混んでいるので、料理を出すまでに時間がかかります」を5~6回言われました。
入店時、着席時、お酒の提供時、オーダー時、オーダーした後また別の人が来て同じことを言い…。
だんだんと居心地が悪くなり、これだけ食べて撤収。
注文しにくいですよね、あんまり言われると。

本日のおすすめ

…すぐに読めない。
じっくり見ればわかるけど、目が疲れているのもあって、解読してまでオーダーする気が起きなかったです。

◆和さび
http://www.wasabi-izumo.com/
お料理は割と美味しかったのですが、凄まじかった『混んでます圧』。
すぐ出せるサラダとか注文しては?みたいなことまで言われ、何だか印象の悪いお店になってしまいました。

お腹いっぱいにはならなかった夕飯。

ホテルの無料夜食ラーメンをすすり、静かに夜を過ごしたのでした。


庭の手入れ

我が家の横長ガーデン。

萩は紅葉、一部落葉。
他の植物も枯れ枝っぽくなってきたものが増えてきたので、4時間ほどかけて手入れしました。

レッドオーク
レッドオーク。

ビミョーな紅葉です。
本来は落葉期に植え替えするのですが、鉢底から根が出ていたので、植え替えました。

今年は暑すぎたのか、どんぐりの苗はいくつか枯れてしまいました。
大事に大事に育てていたピンオークも、ついに1本に…(☍﹏⁰)。
ナラ枯れで、国内のピンオークは次々と切られているので、もう手に入らないかもしれない。
かなりピンチです。

ラベンダーの剪定

ラベンダーの剪定もしました。
先端に葉を少し残す程度にしっかり刈り込みます。

ミモザ
ミモザです。

伸び過ぎ!
屋根を超え、電線に届きそう…。
「すっごい大きくなってる」と毎月来ている生徒さんが毎月同じことをおっしゃってるので、相当大きくなったんだと思います。笑

風が吹くと大きく枝が揺れて、通行する車の迷惑になっていたので、表と裏から棒で押さえました。
この程度の抑えで、強風に耐えられるか…

ツノゴマ、悪魔の爪
そして、今年もキバナツノゴマを収穫!

今年は鉢で育てたので、育ちがイマイチでした。
実は昨年の半分の7つ。実自体もちょっと痩せていました。

が、ひとつ目の収穫時、早速ガーデニンググローブに穴を開けて来る凶悪植物。痩せていても恐ろしい角です。

キバナツノゴマ
生まれてくる感。

来年は地植えに戻します。
こんな気持ち悪くて凶悪な植物、何で育てているのか自分でもよくわからないのですが、やめられないのです…。


どんぐり拾い

8ヶ月ぶりのどんぐり部活動は、イチイガシ求め、都内への遠征でした。

イチイガシ
ありました!

裏が薄い黄色、コントラストの美しい葉です。

イチイガシ
木肌もちょっと独特な感じ。

レアキャラだけあって、かなり集中しないと見つけられない。
じーーーーっと地面を見つめ、落ち葉の下を覗き、腰を曲げて歩き回ります。

イチイガシ
収穫したイチイガシ。

さすがレアキャラです。2時間でたったこれだけ。笑

しかし、予想以上にかわいいビジュアルに大興奮。
アカガシのようなややビロード調の殻斗(帽子)、ピンオークのような縞模様。
集めたくなるキャラです。

イチイガシ以外に収穫したどんぐりは…

どんぐり、スダジイ
巨大なスダジイ

右にあるのが、イチイガシです。大きさの比較として、わかりにくい??笑

こんな大きなスダジイ!初めて見ました。
いつもはレッスンに使いますが、今回の個体は可食部が多そうなので食用にしたいと思います。
一度も食べたことないので、どんな味がするのか…楽しみです。

どんぐり、コナラ
コナラ

スーパーほっそりです。そして小さい。

コナラの殻斗
コナラの殻斗

左が通常のコナラの殻斗、右が今回拾ったコナラのそれです。
大人と子供くらい違います。
コナラはいろんなところに木があるので、いろんな体型の子に出会えます。

どんぐり、シラカシ
こちらは、シラカシ

こちらは、大きめでぷっくりです。
殻斗が小さく、本体のバランスがおかしい。笑
かなりかわいかったので、こちらはどっさり拾ってきました。

どんぐり以外では…

謎の実

ネットでもアプリでも調べたけど、名前がわからない。
ご存じの方がいらっしゃいましたら、コメントお願いします。
気になる~。

昨日はお天気が良かったので、木々の間を歩き回るだけでも気持ちのよい日でした。

トウカエデの葉を観察する者、木を撮影する者。

どんぐり部は、木の実を拾うだけでなく、植物観察も大好きです。

ハクサンボク
ハクサンボク
ラクウショウ
ラクウショウ

ラクウショウは、実が緑の実がチラホラ。
クリスマスの飾りのようです。

桂
カツラ
桂の落ち葉
下は、落ち葉の絨毯です。

昨日初めて知ったのですが、カツラは落ち葉になると、綿あめのような甘い香りがするんです。
落ち葉の絨毯だったので、マスクをしていてもわかるほど強烈に香っていました。

桂の落ち葉
見た目は、こんなに汚いのにねぇ。

あまりにもいい香りなので、みんなでスーハースーハー。
怪しいオバサン4人組。笑

最後は、自称おやつ係のメンバーが焼いてきてくれたシフォンケーキでティータイム。

栗ジャムも手作りです。

久しぶりのどんぐり部でしたが、散歩も久しぶり、
ましてや木々の間を歩くなんてことも半年ぶりくらいだったので、とてもいい気分転換になりました。
お目当てのイチイガシも連れて帰って来ることができたし、
どんぐり部とは関係ないけど、途中立ち寄ったコンビニの店員さんがすごく気持ちのいい方で、
ちょっぴりハッピーな気分になったり。

気分のいい一日でした。


スパイスシュムック認定講師講座 上級A

スパイスシュムック、木の実アレンジ、トピアリー

デザイン変更していた上級A、完成しました!
通信講座用のテキストも昨日入荷。

カリキュラムの詳しい内容は、こちらをご覧ください↓↓↓
(スパイスシュムック協会のホームページへ移動します)

残るは、上級Bのデザイン変更…。
イメージは膨らんでます、早く形にしたい!

本格始動、庭仕事

ソフォラリトルベイビー

先日、枝葉を落とされて悲しい姿になったミモザの写真を載せましたが、例年、これを皮切りに庭仕事が本格始動します。

種まき、いろいろ。

今年は暖かくなるのが早かったので、ちょっと遅かったかも。
どなたかのインスタに「こぶしの花が咲く頃が農業のはじめ、種まきすると良い」って書いてありました。
…やっぱり遅かった。

こちらは、昨年の秋に埋めておいたミズナラ。
発芽しました!
ふわふわの毛でおおわれていて、色も素敵。なんてかわいいの~♡
10個くらい埋めて、今のところ3個発芽しています。

ちなみにレッドオークは、6個全部出た!
そんなに植えるところ、無いよ。

こちらも、昨年の秋に蒔いておいた、バニーテイル。
間引くのを忘れていて、ぎゅうぎゅう。穂が小さくなってしまいました。
ドライにして使いたかったのですが、今年は無理かな。

ソフォラリトルベイビーの花です。蕾に見えますが、これが満開です。
今年は、いっぱい咲きました。
こちらも、植え替えなければならないのですが…

足元にセダムがいっぱい!

すごい良い状態。
これを剥がして植え替えなければならないなんて…もったいない。
でもやらなければ、ソフォラリトルベイビーが弱ってしまう。
ジレンマ。

セダムと言えば、メルカリで切苗を買いました。
「虹の玉」が欲しかったのです。
こちらも順調に育っています。

ちょっと多肉が増えてきました。
やや世話をしきれなくなってます。
これ以上、増やさないようにしなければいけないと思いつつ、でもまだ欲しい種類が…。

12月のどんぐり部

今月のどんぐり部は、シダーローズ拾い!

シダーローズは、「拾ったことがある」とおっしゃられる方が多い、木の実好きの間ではメジャーな木の実。
なのにワタクシ、一度も拾ったことがなくて。
この仕事を始めて丸11年経ちましたが、その間一度も、です。

シダーローズのシーズンは12月。
スパイスシュムックは、1年で一番忙しい時期。
レッスンが終わってから拾いに行きたくても、お昼食べて、レッスンの片付けをして、いとさんを寝かせてから、さあ行こう!と思うと、もう日没。
日も短いんですよね。

それでここまで機会を逃していたわけですが、それを先月のどんぐり部のときに話したら、仲間が覚えていてくれて、今月はシダーローズ拾いになりました!
うれしい!

ありました!ありました!

この日は風がなかったので、落ちたことに「ポトッ」という音で気が付く、と言った感じでしたが、風のある日は、ふわふわと横に揺れながら、羽のようにゆっくり落ちて来るんだそうです。

…ヤバい、想像しただけでワクワクする。

仲間とおしゃべりしながら、どれくらい拾ったでしょうか。
気付けば、中くらいのレジ袋4つ分がいっぱいになっていました。

シダーローズ

いっぱい拾ったな、とは思っていましたが、翌日、掃除しながら数えてみると、その数なんと542個(笑)!

道理で重いわけだ!
帰りの電車、袋の取っ手が破れるんじゃないかとヒヤヒヤする重さでした。

シダーローズ

これもシダーローズ、でもお尻側。
表がヤニでくっついているせいで、お尻が開いてきちゃってます。
この形も好きだなぁ。いや、こっちの方が好きかも(笑)。

どんぐりも拾いました。

シマシマくっきり、丸くてかわいい子。
帽子が目深すぎて、半分も隠れてる子。

このどんぐりたちも相当にかわいいのですが、今回は大量のシダーローズにそのかわいさが霞む…。

シダーローズから出てきた、てんとう虫??違う虫?
それともてんとう虫のアルビノかな?
かわいい水玉模様に、ちょっと心ときめいてしまいました。

さて、この大量のシダーローズ。
これから乾燥させなくてはなりません。

が!
こんなに広げておく場所がない!
帰ってきてから気付いて、いまだにオロオロしてます。

11月のどんぐり部

今月のどんぐり部は、いろんな木の実拾い。
2ヵ所をハシゴしました。

ナンキンハゼ
今回収穫マストだった、ナンキンハゼ

ナンキンハゼは昨年かなり収穫し、もうしばらく大丈夫かな?と思えるくらいありました。しかし、梅雨の長雨で大半がダメになってしまい…
今月は私の希望で、ナンキンハゼ狩りはスケジュールに入れてもらいました。

まだ閉じています。
爆ぜたものを収穫すると、ところどころ茶色になっていたりするのですが、この状態のものがうまく爆ぜると、真っ白できれいな実に出会えます。

葉つき、枝付き

枝の状態で収穫できました!
が、運搬している間に、だいぶ落葉してしまいました。

右は小さなハンの実、左は…

左の実の名前がわからないのです。
「雪柳?」なんて話も出たのですが、ググったら違いました。

何だろう?気になる。
ご存じの方いらっしゃしましたら、ぜひご教示ください☆

ユーカリ
ユーカリ

よくレッスンで使いっている「ボタンガムへッド」の未熟な実です。
今年も腰が痛くなるまで拾いました。

コナラ
コナラ

こんなに細長いコナラは、お初です。今回どんぐり類は遠慮しようと思っていたのですが、珍しくてつい拾ってきてしまいました。
ライフルの弾みたいですね(^^;

クヌギ
クヌギ

ものすごーーく巨大なクヌギの帽子を見つけました!
しかし、中身の姿はどこにもなく…残念。

標準的なクヌギと並べてみましたよ。
この通りなら、通常の1.5倍くらい大きいクヌギ。栗みたいなクヌギ!
想像するだけでワクワクします。

センダン
大量センダン

レジ袋がいっぱいになるくらい拾ってきました。
例年この実は、このままドライにしてレッスンに使っています。

しかし、今年はこの実の中にある「星形の種」がお目当てです。

収穫したばかりは、一番左のようにツヤツヤのグリーン。
これがだんだんと、ベージュ→黄色→飴色へ変化します。
今年は、一番右の種の状態にしたいと思います。

てことは、この小さな木の実の果肉を剝がさないとならない…。
軽く300個はあると思います。
なかなかにクレイジーな作業ですが、インスタのフォロワーさんが比較的簡単に外す方法を教えてくださったので、ボチボチと剥がしていきたいと思います。


お天気に恵まれ、紅葉も美しく。
翌日は、筋肉痛になるくらいよく歩きました。

10月のどんぐり部

10月のどんぐり部は、八ヶ岳へ!
八ヶ岳は実家へ帰るときにいつも通過していくので、今回ワタクシ運転手さんでした。

相棒は、間もなく12歳を迎える『シトロエンC4ピカソ』。
故障が多いと言われるシトロエンですが、一度も大病したことなく、エンジンもまだまだ元気です。
見た目は、多少ボロくなってきてる…かな。

さて、朝は6:30に出発。
途中の駅でどんぐり部のメンバーをピックアップ。
通勤ラッシュに巻き込まれながら走ること3時間、八ヶ岳へ到着しました。

紅葉!
素晴らしすぎました。

紅葉、なんだか寂し気な感じがして、そんなに好きではなかったのですが 笑、そんな私でも心底感動する美しさ。
今年は台風が来なかったかららしいですね。葉が傷つくことも、落葉もなく。
この日一日で、何度「きれい~」と言ったかわかりません。
今、思い出しても心躍る景色でした。

大きな棒葉
一面棒葉…地面から生えてるみたい。

肝心の拾い物はと言うと…

結構拾えました!

一番の目的だったミズナラには、ちょっと遅かったのですが、

ピッカピカのコナラに出会えました!

これ、磨いてないんです。この状態で落ちていました。
ピカピカな上、きれいなシマシマ。…う、美しすぎる。

あーーーー!もっと拾ってくれば良かったな。
大好きです!コナラ!!!

こちらは、はじめましてのカシワ。
ふっさふさのハンノキ。
こんなにたっぷりついてる状態、初めて見た。笑

こんなレアキャラにも会いました。

ヤドリギです。しかも実付き!!!

普段はめったに見かけないし、あったとしてもすごく高いところに生えています。
が、なんということでしょう。手の届くところに生えているではありませんか!

しかも!

あっちにも!
こっちにも!
…って、こんなにたくさん?!

冗談抜きで、ここはヤドリギ農場か?と思いました。
(クリスマスに出荷するとか…)

ちょこっといただいてきました。農場のだったらごめんなさい。

暗くなるまであちこち歩きました。
夕飯をみんなで食べ、帰宅したのは21:00近く。

走行距離は、363kmでした。いやーーよく走った。


11月は近場で木の実拾いの予定。
まだまだシーズン、続きます!

新入りどんぐり from メルボルン

北海道に続き、
今度はメルボルンのどんぐりが、わが家へやってきました。

名前は、、、全くわかりません(笑)

大きさの比較です。
向かって左がお馴染みのコナラ、真ん中と右がメルボルン産です。
結構なジャイアントどんぐり。

大きさがかなりあるので、オーナメントにすることに。
帽子(殻斗)を接着し、ピンを挿しました。

ん???
接着してから気付いた。
上の段と下の段のどんぐり、そっくりだけど、種類が違うのです。
と、言うことは…

どっちの持ち物でしょうねぇ。
私は、下のような気がするのですが…。

下のどんぐりは、触った感じ、わずかに角があります。
同じような形の帽子を持つ「イングリッシュオーク」が、同じような触り心地なのですが、、この理由は私の勝手な推測です。

でも、ぱっと見は同じにしか見えないので、このまま飾ることに。
クリスマスの1dayレッスンの第二弾はオーナメントなので、これらと一緒にディスプレイしたいと思います。

夢のレッドオーク

8月23日のブログにも書いたナラ枯れ。
驚くほど広がっているようで、どんぐり好きのみなさまのインスタでは、どこかの公園で起きている悲劇が毎日のように報告されています。
特にレッドオーク、ピンオークは、レアキャラのため報告が目に付きます。

そんな中、「レッド、北海道は豊作らしい」との情報が。
その情報頼りに、フットワークの軽いメンバーが北海道へ飛びました!

拾えたかしら?」と思っていた矢先、「広げて乾かしておいて~」とメッセージ。
数日後、北海道からどんぐりの宅配便が届きました。

レッドオーク

すんごい量です。
夢の世界かと思いました。

これでも私のところへ預けられた子は、少なかったとのことで約10kg。
もう一人のお留守番メンバーのところへは、20kg送られてきたそうです(笑)。

ちなみに全部で5箱送って、さらに手持ちでも持ち帰ったそうで…
すごいレッドオーク愛。
拾いつくされて、北海道から消えたかも(笑)

予想外に多く送られてきたレッドオーク。
事前に用意しておいた箱に広げたけど、足りなかった。
かなり重なってます…空き段ボール箱、もらいに行って来なきゃ。

色も形もさまざま。
私が知っているレッドオークとは全く異なる子もいました。
前を通るたびに、かわいくて眺めちゃう♡

ちなみに、表面の白っぽいものは、そういう模様なのか?ガサガサの肌質なのか?と思っていたら、なんと細かい毛でした!
磨いて、初めて分かった。

磨いてつやつやになったレッドオーク。
コナラとの比較です。やっぱり立派!!!!

一度もたくさん拾えたことのない、レッドオーク。
私も、いつか北海道へ飛ぶぞ!

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