梅雨の真っ只中に訪れた戸隠。
2日間、お天気に恵まれ、気持ちのいい休暇を過ごしてきました。
昨日の投稿の続きです。
お世話になった宿は、今回も「宿屋白金家」さん。
今回は観光目的ではなく、のんびりしに行くので…と事前のやりとりで話したところ、チェックイン時刻を1時間早めてくださった上、なんと全館貸し切りにしてくださいました。…なんと贅沢な。
今回の旅行では、宿で読書する!と決めていたので、図書館で本を数冊借りていきました。
読書は大好きなのですが、ここ数年は仕事優先で全く出来ていませんでした。と言うより、意識してやめていました。
読み始めると、夢中になってやめられない。
やめても、先が気になって結局読んじゃう。
…で、仕事も家事も、全くやらくなってしまうのです。読書と睡眠に関しては、自制できない。笑
なので今回は、途中で区切りがつけられる、小説は短編集&庭造りのハウツー本をチョイスしました。
それにしても、こういう時間って本当にあっという間ですね。
たっぷり3時間半もあったはずなのに、すぐにお夕飯のお声が掛かったように感じました。
お夕飯は、
私は「信州プレミアム牛のトマトすき鍋プラン」、
お肉があまり食べられない家族Aは「信州特産川魚尽くしプラン」を選びました。
向かって左側の小鉢は、
- 信州サーモンとふきのとうの酢の物
- ヤマブキの煮物
- 根曲がり竹の木の芽和え
- 行者ニンニクのお浸し
- きゅうりとミョウガの浅漬け
脂が乗っていて、トロットロ。
目をつむったら、とても川魚とは思えない。美味しかった~。
この味付けが本当に大好きで。
お食事プラン、私はこれ一択です。
「みすず豆腐=高野豆腐」
戸隠(北信)地方は、この呼び方をするようです。
ちなみに、私の出身の東信地方は「凍み豆腐」と呼びます。
締めは、天ぷらと戸隠そば。
5ぼっち盛ってもらいましたが、もうお腹がパンパン。
最後に、水菓子のスイカをいただいて夕飯終了。
早食いの我々、なんと2時間半かけていただきました。
こんなに長く食事したのは、初めてです。
翌朝。
こちらは朝ごはんも、かなりの品数です。
- 破竹とわらびの煮物
- しょうゆ豆を乗せた、長いもの千切り
- 地場の野菜を使ったサラダ(ドレッシングは飯綱高原のりんごドレッシング)
- 根曲がり竹とこごみのラー油和え
- 小谷漬け
- わさび菜の漬物
- 花豆の煮物
- 焼鮭
- 冷ややっこ
- ふき味噌を乗せた、ふろふき大根
- カスピ海ヨーグルト(りんごジャム)
ご飯は、タケノコの炊き込みご飯、
お味噌汁は、根曲がり竹と鯖の水煮缶のお味噌汁でした。
根曲がり竹と鯖の水煮缶のお味噌汁、北信地方ではよく食べられていると聞いていて、一度食べてみたいと思っていました。
思わぬところで食すことができ、歓喜。そしてすごくおいしかった。
私はタケノコに目がないので、タケノコ尽くしの今回の食事、天国かと思いました。
こんなにたくさん食べても、全く胃もたれしない白金家さんの食事。
つい先日食べたばかりなのに、もう食べたくなっています。
冬も一度行ってみたい。
(雪が深い地域なので、運転が心配ですが)
戸隠に行くと、身体や脳が浄化されたような気持ちになります。
地域全体が、とても清らかな場所。
あまりの心地よさに、昨年からリフレッシュ休暇は戸隠一択になってきました。
来年もまた行きます。